2008年 08月 25日
Go Go 五木山荘 完結
4時半に起床して準備に入るワイフに事務所まで送ってもらう、ぴょんちゃん既に来店!
ぴょんちゃんによると有田は星がでていたそうだ、早岐はたまに雲の合間から月が顔を覗かす程度。
しかし、曇っているからか?5時半ではまだ真っ暗!
ヤギ君、o君、自走でルッ子さん到着白み始めた空を見上げて5時50分に出発。1時間で武雄のコンビニ着ここからピョンちゃんの提案で444号を走る。
この道は”がばいばあちゃんコース”を逆走する感じですが、ほとんど信号なしで一気に大川まで行けます。
途中の丸目ってとこでコンビニに立ち寄って補給する、ここで棚のウィダーが全品半額になっていて隣のヤギ君に”このバナナ味のなんかどう?”って話すと
僕バナナキライなんです!
そうなんと納得して自分の分に一個だけ購入する、この事件がまた最後の最後に笑いの種になる。
8時前には大川に到着柳川を抜け大牟田に入る、この頃で9時前ぐらいでしょうか?暫く走ると”熊本県”の標識荒尾に到着!
しかしこの熊本が大きいんだな!だんだん天気も回復してきて熱くなり始める。一番若くて元気なo君が”今日なんか駄目です”って弱気なことを言い出す。
更にみやもっちさんから教えていただいたマップで走って玉名に入る、ミヤモッチさんが2週間前に自走練で五木まで行かれたときの片道の距離が80Kなのでここから後80Kはあるってことです。現在メーターは120K!
玉名あたりから更に暑くなる、ヤギ君がへばりだし”今日は川で泳いで終了します”なんて云ってましたが、昨日からの激雨で黄河のような色した水が凄い勢いで流れていて入った瞬間"死亡”は確実です。
玉名をすぎて宇土に入るまえに昼食ここで私とルッ子さんはパスタの大盛りヤギ君は冷やし中華o君は若者らしいフランクフルト!こういった食事の量や中身が最終の体力の限界に差をつけていくのでしょうか?ルッ子さん残念ながら完食できず笑
昼食終了後ルッ子さんを先頭に走り出す、しかし最初から最後まで引いてくれて頭が下がります。
宇土の空は黒い雲がそして雨が降り出し始める、更に雷も!!!恐怖
かなり近くで雷が鳴るので一旦避難して雨宿り。
30分ほど雨宿りして雷がいなくなったので雨は少々降ってますが出発、もうリタイヤ寸前だったヤギ君も雨が降って気温が下がったので元気に走り出しています。
松橋ICを過ぎて3号線をひたすら下ると"八代17K”の文字もう八代なのね?宮原の交差点を左に曲がって東陽町に入る。ここまでで170Kほど!ここから宿まで多分30K弱かな?永遠登りだ!
1000M登る前に一休みする、わいわいと話していると食堂のおばちゃん達が窓から顔を出して話しかけてくる。
”どっからきたとね?”
”佐世保からです”
”自転車でね!!!”
”はい!”
"何日かかったとね?”
"今日の朝ですよ”
”えーーーーいちんちできたとーーーー!!!”
と尋常じゃない驚きかたでした、まあ普通に考えて佐世保から五木まで自転車で走ろうとは誰も思わんよな!笑
さて標高33Mから一気に1000M上ります、o君が最初に元気に出発ルッ子さんにいたっては"タイムを取ってみます”って走り出します。
でゲロとヤギはちんたらと世間話をしながら雄大な五木の山々を登っていきます、登りかけはたいした勾配もないので楽だったんですが急に斜度が増し始めてヤギ君ダウン寸前です。
一人置き去りは可哀想なので一緒に登りますが4-5Kしかでていないので、そこまでは落としきらないので所どころでヤギ君を待って登ります。
途中でヤギ君が”ゲロさん腹がすいて駄目そうです!”っていうので
ヤギ君が嫌いなバナナ味のウィダーしかないよ!
じゃあいいですって返事が返ってきたが、5分ほどするとヤギ君が”やっぱゲロさん、バナナ味でもいいから下さい”ってことで渡しました!笑
その写真がこれ!
半分ぐらい残しといてくれよ!笑
最近出来上がったループ橋あたりでなべでっちが車でとうりかかって"ゲロさんなんか食べ物いりませんか?”と言ってくれたのだが、あまり食べたいとは思わなかったので断ったのだがここで断らずに申し出を受けておけばよかった。
ここから少し走るとルッ子さんがハンガーノックでリタイヤ、頂上まで1Kぐらいかな?先頭を最初から最後までひいたダメージは大きかった。
やっとのことでトンネル手前まできた!ここがほぼ頂上しかしなんか急に腹が減ってきた、後から上がってきたヤギ君にないのは分かっているのだが駄目もとで”なんか食い物ない?”って訊くと梅干の燻製が出てきて、その時バナナ味のウィダーがちらっと見えたので”バナナ味残ってない?”って追い討ちをかけるが"全部食べました、ヨーグルト味で美味しかったです!”ってさ泣き笑
大通り公園まで行くとピョンちゃんが待っていてくれたのだが食い物はなかった!^_^;さらにo君が行方不明になっているとの事だが、ゲロにはもうなんの力もありませーーん!
捜索は自動車部隊にお願いしてヤギ君と宿を目指してまた走り出す、宿まで12Kがハンガーノックなのか?それとも疲れ果てているのか?緩い登りが延々と続いて何度も足をついてしまいそうになる。
ここまでくるとヤギ君を待ってられなくなり一人で異常に遅いダンシングを繰り返して登り続けるが、今日の一番の辛かった苦しかったところでした。
やっと下りに入ると向こうから見たことあるウェアーがやってくる!なんにも持ってないやましーんでした笑
嬉しかった!が急に走るのをやめると足の筋肉が痛くて立っていられなくなりヤギ君の迎えはやましーんにお願いして走り出す。
もう、ここまで足にくると緩い登りでも異常な息遣いになって死んでしまうのか?と思うほどでした。
なんとかMTB会場に到着どうもリアがスローパンクしているみたいだ。
更にo君が行方不明事件が大きくなってギラ君も捜索にいくらしいが、ゲロにはもうなんの力もありません!<(_ _)>
タイヤにエアーを入れているとヤギ君とやましーんが到着、ヤギ君歩いていたらしい笑
また二人で1Kの登りを蛇行しながら登って”Go Go 五木山荘”終了!ヤギ君のメーターで194K弱ゲロの甘いメーターだったら200Kかな!笑
行方不明のo君ですが超えてはいけないトンネルの向こう側で待っていたらしく誰も来ないので一気に五木村まで降りてしまったらしく、村の人に山荘の場所を訊いて登り返してきたそうでゲロたちよりも余計に15Kぐらい登ってるかな?笑
なんとか事故もなく変態気味にきつかったけど、それはそれで非常に楽しかったです!参加の皆さんありがとう、サポートのピョンちゃん本当にありがとう!
「宿に向かったかも」と、ルッ子ちゃん♂と希望的観測を述べ合い
やましーんが迎えに来たときは行き違いになったのだろうと都合よく考え
ギラちゃん達とキャンプ場で合流しても「双方とも気が付かなかったかも」とこれまた都合よく解釈し
宿のオバちゃんに「自転車のお兄ちゃん着いとらん?」と聞いて
「まだ、着とんされんよ」と返ってきたときは青くなりました。
おばちゃんと協議して「大通越を下ったなら子鶴から上ってくるだろう」と意見が一致
念のためギラちゃんに大通越に行ってもらった次第です。
子鶴への途中でO通君と出くわしたのですが、元気な笑顔で「まだ行けます!」と
言われたときには『あほあほ隊切り込み隊長はこいつに決定』と思いました。
読んでると走りたくなります。次は参加したい。