2006年 10月 10日
爆笑 長崎!後編
10分ぐらいしてやっと”やましーん”を先頭に数名が上がってきます、やっぱTOP2は異常に速かったみたいですね?
しかし、ここでジャイ子が”サバイバル”になりそうですね?ってぽつりと言ったのですがもうその予兆がメンバーに出始めていました、やましーんは腰が痛そうでスポーツマッサージができるドラちゃんが一生懸命マッサージしてくれています。
更にH田さん車でワープを決意したみたです!
ここでまだ半分の行程です、皆に先を急ぐことを宣言して窯業大学の前でダンディーと落ち合い昼食を予定している浦ノ崎のコンビニに進みます。
しかし、ここは佐賀県なんですよね?タイトルは”爆笑 長崎”なんですけど!
そんな事はどうでもいいのです、集団はなべでっちを先頭に強い向かい風の中有田の町を過ぎて伊万里に向いますが、浅ちゃんが遅れ気味です。
更に、やましーんも元気なく後ろに後退していきます、どうにかしたいのですがあまりの風で自分の事で精一杯の状態です。
国道に出ても風は強くなる一方ですがなべでっちは30Kをちょっと切るぐらいのペースで走っていきます、坂にかかると後ろのバンジーから”切れるー!”って声が聞こえますがなんとか付いてきているみたいです。
やっと浦ノ崎のコンビニに到着、ここでFTのシゲキックス夫妻から新米のおにぎりと赤飯をご馳走になりました、本当におご馳走さんでした!奈良漬も美味かったです。
ここで全員揃って今後の展開を話し合いますが、ガコトロさんと浅ちゃんがワープを決めたみたいです。走行距離が120Kを越えているのとやっぱり風の影響が大です。
コンビニを出発するとすぐに坂が続きます、ジャイ子はまだ元気そうですいすい上がっていきます、私はなべでっちの後ろにすがりつくように走りますが食事をした後から急に調子が悪くなり
のんびり走るなべでっちに何度も置いてかれそうになります、後ろのシーモンキーさんに先に
行ってくださいと合図を送りますが、シーモンキーさんも無理みたいです。
やっと平戸に入ります、しかし気温はさほどではないのですが異常に喉が渇きます。
橋のたもとにジャイ子が待っていたのでそこで全員集合するのを待ちます、実はなべでっちは
ここで帰還の予定でしたがメンバーの悪魔の囁きに惑わされ宿泊に決定!
平戸橋を横風を受けながらおっかなびっくりで渡りきります、島に入ると島影になるのか風がかなり弱くなり走りやすくなります。
ここでダンディーがジャイ子を抜いて先頭で坂を上っています、これを必死に追いかけますが後ろから”チリチリ”と音がします、そうですなべでっちが追いついてきています。
坂で一度抜かれますが、なんとかついていきます。
そこにモチベーション下がり気味のジャイ子がいるじゃないですか?なべでっちに”ジャイ子弱ってる!”って声をかけるとなべでっちが”ゲロリンは弱ったものを見ると元気になるね?”って返されちゃいました。
しかし、流石ジャイ子なべでっちが横に着くとスピードアップ二人がするすると私から離れていきますが、ここは我慢して後ろを追いかけます。
暫くすると"力尽きたダンディー”が走っているのが目に入ります、これはゲットだなとめちゃめちゃ嬉しくなってスパートすると前の三人が休憩に入っていまい私の妄想もここで終焉しました。(-_-;)
ここの休憩地点からゴールまで、多分25kぐらいでしょうか?ワープ組みも全員またライディングするみたいです。
ここからは一気にゴールを目指しますがコース一番の難所です、ちいさいですが坂が何十にも続きます。
私、ジャイ子、なべでっち、ダンディーで先頭グループを形成して緩い坂を私が先頭で走ります
ここで仕掛けようかと思いましたが力を温存すべきと思い我慢します。
ここを登りきった所でダンディーが切れたみたいです、ここからなべでっちが先頭でバンバン飛ばしますこれをジャイ子私の順番で追いかけます。
しかし、津吉の交差点でちょっと気を抜た瞬間になべでっちがスパートを掛けあっとゆうまに2-3M差が開いたと思ったら次の緩い坂で更に差を開けられてとうとう一人ぼっちになってしましました。
しかし、ここは最後ですのでありたっけの力で漕いで先頭二人を追いかけます。途中で工事でストップの合図が出たときも無視しようとしてしまいました。でも、ちゃんと止まりましたよ!
ここが最後の坂って所で前に誰か走っています、しかし先頭二人とはウェアーが違います、どうも先駆けした”FTのぴょんちゃん”みたいです。
急にここからはぴょんちゃんがターゲットになりますが、追いつくことなく宮之浦に到着!先頭と1分差だったの頑張ったほうでしょう!
私のメーターで200ちょっとKでした!
次々とメンバーも到着してきつかった分開放感にしたっていたのですが、ここで地獄のような言葉がギラ君から発せられました"ゲロリン!宿まで3人自走しないといかんよ!”私”なんでやねん?”ギラ君の説明、そう私達は行きと帰りのことしか考えて途中で増えてたメンバーを数に入れていなかったので車が足らないのでした!
まだ元気ななべでっちが一番にOKを出して、次にジャイ子も自走をOKになり、後一人そりゃ私が走るしかないじゃないですか?しかし、本当にすべてを使い切っていたので20Kもまたあの難所を戻るなんて出来るかなってめちゃ不安でした。
しかしじっとしていても時間ばかり経ってしますので、ジャイ子と意気揚々と降りた坂をよろよろ
と登ります、来るときはアウターで来ることを信条頑張ったのに既にインナートップです。
流石のジャイ子も全く元気がありません、海からの夕日を浴びてとぼとぼと走る二人はまるでチャップリンの映画の最後のシーンのように哀愁に満ち満ちていました。
やっと民宿に曲がる道まで来たとき道路標識に”西浜海水浴場6K"って案内板がその海水浴場は民宿の前にあります。
わたし、思わず大声で”後6Kもあるやん!”それを聞いたジャイ子を”えーーー!”って叫んでいます、そりゃそうですこれからずーーっと登りなんですもん!
後ろからきたなべでっちが、ここで超ポジティブ発言”この坂を上って降りたら民宿じゃない?”
いやそんなことはない!去年きたときは車でもかなり距離があったはず!
三人でふらふらしながら走っているとギラ君からTEL、車で迎えに行ってるらしい!三人でもう走らないと決めて道路に座り込みました。
ここまでの総走行距離”220K"
もう暫く自転車乗らないでいいです!
今日ようやく体調が戻ったかなという気がします。昨年と比べると、かなりダメージが大きかったです。皆さんのブログを拝見すると同じようなコメントだったので、ちょっとホッとしたような気持ちです。
サポートしていただいた皆さん、おにぎりを差し入れてくださったシゲキックスさん、写真を撮ってくださったひとひら半蔵さんありがとうございました。今年も楽しかったです。