2018年 10月 22日
読書感想文
昨日暇をみて、本を一冊読みました。
久しぶりに、増田さんの本でした。
さて内容はですね~~
簡単に書けば、今から2020年のどっかで日本はどん底に落ちるって話です。
まあ、消費税で一発!
オリンピックで2発!笑
最近はオリンピックを開催した国は、必ず前後に不況に陥ります。
それは理由もあるし、東京オリンピックも前か後ろかで”不況”が起きます。
一言でいえば、結局一時的に膨らませたものが縮むんですね。
一種バブルですわ!
更に”レガシー”とか言ってる政治家がいます。
でも長野でもアテネでも平昌でも、人気のないスポーツ施設は荒れ果てます。
次は経済にはサイクルがあります。
84年周期の大不況とか!
これは始まると21年が続くそうです。
これが2007年から始まって、終わるのが2027年だそうです。
いやいや世界中”株価”あがってるじゃないか!といわれる人も居ます。
日本は皆さんご存知のとうり、公的資金で買い捲くった結果です。
じゃあ、アメリカは?
決算好調と伝わります。
でも、トランプ減税でかなりの下駄を履いてます。
さらに減税したために、アメリカの経常赤字は急速に膨らんでます。
一番恐ろしいのは、今のアメリカでは悪い話で株価が上がってることです。
普通は悪い話が出た会社は、売られるのが当然です。
でも、いい話が出た会社が売られてます!笑
悪い話が出た会社は、株価を支えるために資産を売って”自社株買い”をするため。
解散価値の、先食いです。
良い話が出た会社は、先行投資や技術革新の為に資金を使います。
そうなれば”自社株買い”も”配当”も望めません。
だから”売り”なんですね。
シアーズという最近倒産した、嘗ては世界一のデパートがありました。
こここそ、解散価値を先食いした見本です。
決算は散々ですが、資産を切り売りして配当や自社株買いに走りました。
一時は140ドルまで株価は高騰してます。
ただ倒産するまで13年かかってます。
アメリカの経済規模から考えると、2007年から11年。
あと7~8年は持ちますかね?笑
クライマックスは、2025年ぐらい?
歴史の証人として、大いなるパラダイムの変換がみれるかも?ですね。
PS 増田さんは、日本にとってもポジティブです。
最終日本は、世界の中で羽ばたくとかかれてます。
最近トルコの経済学者が、日本人は悲観し過ぎだとの本が出てますね!笑
ワタクシも妻から”あなたからポジティブな話が聞きたい”と言われました!爆
ワタクシ的には、これから5年ほど日本は”どん底”になるのでは?と感じます。
もう食べたくないと言ってる人に、どんどん栄養を流し込む状態の日本。
糖尿病になるか?
それともこの不自然な経済に、早く気付いて立て直すか!
どちらになるのでしょうかね?
ワタクシ的には、今の政権と与党の行動をみると悲観しかないです。
特に日銀の550兆にのぼる資産を、如何に処理するのか?
とても楽観的には考えられないですわ~~~