2005年 07月 21日
阿蘇望 山下君とのバトル
先週の日曜日は夏恒例の”阿蘇望”でした、今回はMTBのチームは”裏阿蘇望”とか勝手にネーミングして、なべっでちのコースプランニングで走るとのことでしたが私はロードの若手が本命の”阿蘇望”に参加したいとのことでしたので表の方に参加しました。
今回で8回目ってことで多分ほとんど参加していると思います、いつももう2度と参加しないと思いながら1年経つとすっかり忘れて参加しているしだいです。
朝8時ごろ集合場所のアスペクタに到着、この大会きついのが好きな人が多いのか700人もの参加者、会場周辺は人と車と自転車でごったがえしています。
受付を済ましてトイレにいく途中でラリー仲間の佐野君と出会い軽くお話すると、なんと彼はスプロッケトに無理やり32を付けているじゃないか?大丈夫なのか?羨ましい!の思いが交錯する。
いよいよスタートです、今回はいつものコースが変更になっており最初は車で降りてきた俵坂を登り返すコースです、300台のエントリーなのでのんびりスタート同じ集団にはチームの若手ホープの山下君と50を超えてから自転車野郎に変身した西さん、チャリ馬鹿の兵庫君が一緒に走り出しました。
最初は下りから平道に入ります、追い風なのか50K近いスピードが出ています。
さあいよいよ登りの始まりです、登りの強い山下君に50Mほど差をつけられていますがまだまだ始まったばかりです、足も意外と軽く回っています。彼が見えなくならないように気をつけながらはしります、途中でMTBで参加の”ふから隊長と佐々木隊員”を追い抜きながら挨拶、、、
暫く走ると山頂に到着”いい感じジャン”下りに突入目の前に山下君の後姿が見えてきました。
ゆっくりと追い抜き軽く微笑む(きっと憎たらしいと思う)2人で下りから地蔵峠の登りに入ります。ここも15-6Kの登りです、登り出して2Kほどは一緒に走っていましたが急な坂でずるずると引き離されとうとう見えなくなってしまいました、いいや第一エイドで追いつくだろうと思いひたすら登り続けます、国道から分かれて牧場の中の道に入りますがここは異常にキツイです、回りの参加者も結構ふらふらしている人が多くなっています、もう少しで第一エイドだ!頑張ろう!
ここらあたりから日差しが異常に強くなってきました。
やっと第一エイド到着、山下君を捜しますがいません。随分引き離されたようです、しょうがないここはボトルの水を満タンにしてバナナを食べて気持ちを取り直して出発です。
あーーー暑い、かなり暑くなってきています。ふらふらしていると赤いキャノンデールの女の子にすーって抜かれます、なにくそとたまにある下りを利用して抜き去りますが暫くするとまた抜かれます、最終的に4度ほど抜かれたんじゃないかな(ーー;)
こんなことを繰り返して体力を消耗するうちにやっとのことで山頂に到着一気に昼食会場まで
駆け下ります。
昼食会場に到着、山下君を捜すが見つけれないので異常に腹も減っていたので早速そばとおにぎりをほうばり初めたら向こうの方にに出発しようとする、山下君を発見。。。うーん10分は離されている感じです(-_-;)
でもここで焦ってもしょうがないとポケットに突っ込んだポンプを取り出してゆっくり食事をすることに食事が終わるとボトルを満タンにしにいくと赤いジュースみたいなものがポリバケツに入れてあるのでスタッフの女性に尋ねると紫蘇ジュースのこと”これだ!クエン酸が一杯だ”って勝手に思い込みボトルに満タンにしてもらい出発、うん....暫く走ったところでポンプを置き忘れた事に気づき取りに戻る、何か3峠目は不吉な予感!
3峠目の中岳を登り始めるここも登りが17K弱ってとこですか!
登り始めてから非常に暑い、道路の照り返しもきつい体が重くてスピードが全然でない!
その間にもバンバン抜かれるがどうしようもなく、ひたすら我慢して登りつつもうひとつの不安が
”ボトルの水が少ない”異常に暑いのでガブガブ飲んでしまって心細くなってきました。
次のエイドはヘリコプター乗り場の駐車場のはずそこまでなんとか紫蘇ジュースでごまかしながら登ります、途中のトンネルも相変わらず真っ暗で怖い怖い、トンネルをなんとかクリヤーして暫く走るとかなり緩やかな登りが続きます、水を飲みたさでダンシングで前の参加者をごぼう抜きにしてやっとエイドが見える所まで駆け上がったのに”まさか!!!!エイドがない!
このときの衝撃はいい表せません、”熱中症で死ぬ”って本当に思いました、実はお金持ってくるのを忘れていたんですよね、補給食は山ほど持ってきているのにどうしよう???
つづく
俺も次期ロードは楽チントリプル仕様にしようかと思っています。